職場の雰囲気は、仕事のモチベーションに影響する。
険悪であればスムーズに仕事はできないし、良好であれば気持ち良く仕事ができる。険悪な空気というのは、しなくても良い緊張を発生させてしまい、その結果集中力が失われる。常に怒号が飛び交っていたり、皆が怠慢でダラダラしているなどすると、気になってしまい集中できなくなる。逆に空気が良い場合は、精神的なストレスなく仕事ができるので、毎日楽しい日々を過ごせるだろう。
なので、職場の雰囲気を良くするに越したことはないのだが、多くの社員が一度に働く場なので一筋縄ではいかない。その場をまとめるリーダーが、その権力を生かして良化に努めるのであれば効果的だが、肝心のリーダーが原因で空気を悪くしているのであれば問題がある。基本的に立場が下の社員は、上の社員に物申すことは失礼になってしまうので、何か言いたいことがあっても言えなくなってしまう。
職場によっては、先輩後輩関係なく意見を言い合うことが推奨されているところもあるが、多くの場合、後輩は先輩の指示や考えに従って行動するしかない。打開するには、目の前の先輩よりも更に上の立場の人間に相談するしかない。一人一人が現状を変える努力をしていかないと、ずっと不満や精神的ストレスを感じながら仕事をすることになるので苦しい毎日になるだろう。退職するのであれば全てから解放されるが、生活がかかっている場合は簡単に退職する訳にはいかない。雰囲気を良くして、一刻も早く心地良く仕事ができる環境を整えたいものだ。